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泉桐子
日本画学科
hiding peanuts
- media
- 平面
- materials
- 和紙、岩絵具、水干絵具、土絵具
- size
- H1620×W3900
独創的な感性を持って、意欲的に自己の解釈で描いたピーナツ畑は、大画面の中で楽しく豊かに幻想的な世界へと展開していく。
空間に描かれた線は、作者が感じ取った命を結びつける形となり空間に溶け合い新たな響をたたえ、存在そのものへと昇華する。やわらかな色調、内からあふれる生命の旋律は風に舞い、彼女の幻視化した地中のピーナツ畑は無限の可能性を展開していく。
生命の営みを豊かにとらえ絵画化している作品である。彼女の新たな挑戦はもう鼓動し始めているのであろう。今後の創作活動に心から期待したい秀作である。
空間に描かれた線は、作者が感じ取った命を結びつける形となり空間に溶け合い新たな響をたたえ、存在そのものへと昇華する。やわらかな色調、内からあふれる生命の旋律は風に舞い、彼女の幻視化した地中のピーナツ畑は無限の可能性を展開していく。
生命の営みを豊かにとらえ絵画化している作品である。彼女の新たな挑戦はもう鼓動し始めているのであろう。今後の創作活動に心から期待したい秀作である。
あるとき突然、地上に引きずり出される。
隠れながら生きていた。けれど、
最後はまた外に出されて、生かされていく。
その「生き方」を、一枚の「場面」にしたい、と思いながら描いていました。