武蔵野美術大学では、造形学部卒業制作および大学院修了制作において特に優れた制作や研究に対して優秀賞が贈られます。 この受賞作品が一堂に会するのが、当館で50年以上続いてきた“優秀作品展”です。 平成23年度に各学科より選出された受賞者約100名の作品は、美術・デザインの幅広い領域にわたり、絵画などの平面作品約70点、彫刻などの立体作品約15点、映像作品約15点、インスタレーションやプレゼンテーションなど約50点。 美大生活の集大成として制作された、創造力豊かで独創的な表現は、いずれもエネルギッシュな力作揃いです。 ムサビの優秀作品を総覧する本展を通じて、未知の若い才能の可能性を感じていただければ幸いです。
- 会 期
- : 2012年4月4日(水)-4月26日(木)
- 休館日
- : 日曜日
- 時間
- : 10:00-18:00(土曜日:17:00閉館)
- 入館料
- : 無料
- 会場
- : 武蔵野美術大学 美術館
- 主催
- : 武蔵野美術大学 美術館・図書館
旧美術資料図書館が開館した1967年から現在に到るまで続く歴史を持つ「優秀作品展」。 卒業作品の表彰制度が始まった1962年から約50年間にわたって、本学の優秀作品を紹介してきました。 当初は、数年分の優秀作品をまとめた回顧展形式での展覧会や各分野ごとに分けて展覧会をしたりと幾つかの形式がありました。 近年では、年度始めに全学科の優秀作品を総覧する形式の展覧会として定着し、長年に渡って本学の特色や教育の歴史を色濃く映しだしてきた伝統的な展覧会となっています。