はたけ生活
田中 里加子 建築学科
プレゼンテーション/模型、プレゼンボード
幼い自分が田舎で感じた、草のにおい、土の感触が今でも心に残っています。 便利ではないけれど、自然とともにある生活に手間ひまかけることで、 あたりまえにあるものに感謝したり、幸せをわかちあう。 そんな畑と住宅と店舗が一つになった集合住宅を設計しました。 ここで畑を通し住民や地域の人々の新しい繋がりがうまれることを期待します。
担当教員:布施 茂
幼い頃に田舎で感じた体験を動機付けに、現代の都市部において、自給自足の新たな居住環境を提案した作品。計画は、農地面積が23区内で一番の練馬区に敷地を設定し、「畑」と住宅と店舗が一つになった集合住宅である。「畑」を持込むことよって、地域住民の新しい繋がりを予感させる提案である。傾斜した敷地における畑と住居の巧みな断面計画によって、各住戸と共有部分の多様な関係をつくりだしている。