武蔵野美術大学 造形学部卒業制作 大学院修了制作 優秀作品展

たぐれる車窓 ー丘陵の現在・過去ー

山田 恵子 デザイン情報学科 コミュニケーションデザインコース

デジタルコンテンツ
タッチパネルディスプレイ、段ボール、スチレンボード
2300×4000×1000

人が風景から感じる気配の背後には、営為の集積によって出来た様々な文脈があります。「電車の窓がipadだったら」との発想から、タッチパネルディスプレイを車窓に見立て、車窓風景にまつわる情報と、その情報に紐づく更なる情報をたぐり寄せることができるインタラクティブ作品を制作しました。丘陵に建設されたニュータウンの風景の現在と過去を見比べ、その文脈を体験してみてください。

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担当教員:上原 幸子
インタフェースを車窓に置き換える発想が、場所と時間をたぐり寄せるというロマンを喚起させてくれる。当時の風景をなるべくリアルに再現したいという強い思いが、過去の資料から地形を割り出し、近隣の類似箇所を撮影し合成する緻密な作業を実現させた。また地域に眠る貴重な資料や当時の開発担当者への取材などを通し、丘陵地帯ならではの生活と地域の時間軸が見えて来る資料性の高い作品となった。