立体
木材、アルミ、成形、削り出し
1000×1660×540
素材と形状からアプローチをかけた快適性に特化した二輪車。適度な柔軟性を持つ素材「木材」を選び、二輪車を構成するそれぞれのパーツに工夫を凝らした。
担当教員:十時 啓悦
この作品は、人の暮らしの中でポピュラーな自転車を木材で作ろうというものです。工業製品は金属、樹脂全盛の時代にあえて木を使い素材の魅力を自転車の姿で表現すること、また木材の強度加工方法を研究し自然素材の可能性を追求したところを評価しました。紅葉がきれいで木質も気品のあるカエデの木を使い、薄く割き重ね合わせて強度を出し、実用にも耐える工夫がみられます。