プレゼンテーション 模型 プラスチック、アクリル、MDF、ウレタン 315×187×1450
駅前などに従来からある商店街は、魅力的なショッピングモールです。
しかし狭い路地に密集するそれらの店へのアクセスは、公共交通機関や駐車場が近くに存在しない場合が多く不便です。
また、近年は大きな駐車場を備え自家用車でのアクセスが容易な、郊外の大型ショッピングモールを相手に苦戦を強いられています。
トラムバスは、住宅地から狭い路地の商店街へダイレクトに運行し、商店街のアクセスを向上させるため、全長11.6、全幅1.5、全高2.5メートルと、今までの公共交通にはないコンパクトなサイズで、狭い路地でもスムースにアクセスが可能です。
これにより商店街の利便性が飛躍的に向上し、街の更なる発展が期待できます。
担当教員:稲田 真一
商店街の活性化と云う身近な課題を主題に、比較的、軽いインフラを前提とした新しい小型サイズのEV公共モビリティーである。広大なモールや空港内などの閉鎖空間での使用も視野に入れている。一見、トラムの様な箱形状であるが、非常に小型なサイズであり、また、タイヤの配置や、容易に乗車降車ができる広いアクセスドアなど、いわば、「動く歩道」に近い概念を基に提案した新しいモビリティーであり、優れたデザインである。