武蔵野美術大学 造形学部卒業制作 大学院修了制作 優秀作品展

まっくろい虹

三浦 のどか 映像学科

アニメーション
クラフト紙、色鉛筆、アクリル絵具、コマ撮り
1920×1080 2min44sec

紙のパーツを少しずつ動かしながらコマ撮影し、形が激しく変化する部分には手描きやセルの層を加えた。
鳥が身をひるがえして溌剌と飛ぶさまに、生きて動くことへの純粋な喜びを見ることがある。動かないはずのものが動くアニメーションの喜びとその事が、制作を通して結びついた。
イソップ寓話「鳥の王様えらび」が作品のモチーフになり、カラスが主役に決まった時、からすば色が虹のように見える瞬間を描こうと思った。

担当教員:石茂 雄
美しい作品です。丁寧にディティールを書き込んだパーツによる鳥のコマ撮りアニメーション後半は一転して抽象化した墨の線によるアニメーション、具象と抽象が時間軸の流れに表現されています、それも作者の表現者としての葛藤の結果として。多くの美大生が作品化を望む仕上がりです。