武蔵野美術大学 造形学部卒業制作 大学院修了制作 優秀作品展

版芻

江波戸 李生 

インスタレーション
紙、モニター(ブラウン管) 、 プロジェクター、セメント、造花、木、アクリル 他
可変

大凡、これが、思い付き、気になるのを形にしたもの。
ごちゃごちゃ形のはっきりしている物もちらほら。
足りないんだものって、文句ばかり言われ、こちらの意見は一つも通らない。
ほら、まだ思い、気づきが理解できるんだ。
先を急ごう。
既に、目的地の先を行っていると聞く。

担当教員:小泉 誠
江波戸李生の活動は、日常の観察からその状況や現象を咀嚼し視覚化させる。その表現は一見古くさい現代美術の手法にも見えるが、そのものだけでは完結しない独特な距離感を保ち、作品達が集り互いに共鳴することで空間を構築するところが興味深い。